2011年3月9日水曜日

メキシカンタイル ホワイトの家に「そよ風」

「そよ風」の床吹出口=ガラリで開閉式
「そよ風」という

太陽や放射冷却など、自然の力を最大限に取り入れた

家づくりの仕組みがあります。

新潟県で初の施行実績が実はあるんです。

今回は「そよ風」の部材のひとつに「床吹出口」という

断熱基礎の床下から空気を循環させる開閉式のガラリのみを使いました。

床下は高さ1メートル40センチあり換気窓が3ヶ所。

もちろん断熱基礎です。

吹き抜け勾配天井には天窓が2ヶ所。

間違いなく空気の流れは格別にいい。

すっごくいい。体でかんじた。

すくなくなった頭の地肌は、風のない日でも、

その僅かな風と温度変化を読み取った!

「頭は使うもんだ」という意味をこの年頃になると

その意味の深さを知悉していくもんだと確信。

床下から天空に抜ける「風」は

まさしく「そよ風」の仲間だ。



22畳のひろーいリビングの床は真っ白な

無添加住宅の メキシカンタイル ホワイトがしきつめ

られます。壁も真っ白な無添加住宅オリジナル漆喰、もちろん

天井もです。

直木賞作家の石田衣良さんの自宅書斎はとにかく

真っ白なひろーい空間だった事を勝手に思い出します。

たまたまテレビで見ただけですが、強い印象がどーも頭に焼き着いて

いつか真っ白い家づくりに挑戦してみたいと思っていました。

はらたいらさんに1000点じゃなくて

石田衣良さんに1000点ってかんじですか?

ふるーくっせー!


白が与えるイメージを白黒わけると


プラスのイメージ

•清潔 •純粋 •誠実 •勝利 •真実 •幸福 •さわやか •メルヘンチック

マイナスのイメージ

•冷たい •警戒 •孤独 •失敗 •空虚 •自己否定 •自閉 •別れ


だそうですが、個人的には漆喰をふだんからつきあっているので

「健康的」、「無添加」というイメージですが。

白なので白黒わけれませんよね?

この家のオーナーは色のスペシャリスト。

「真っ白い家がいい」というコンセプトに無添加住宅の

マテリアルにはバッチリ合致。


タイル施工中、作業性のため黒い服装?


♬ 真っ白な磁器タイルを


眺めては なにもせず


かといって ふれもせず そんな風にきみのまわりで


僕の一日が 過ぎてゆく ♪


はよしごとせいやー

仕事おわらんねっか!

ふぁーい!



もうすこしで小椋桂 作詞、井上陽水 作曲の

「白い一日」をゆっくり聞けそうです。

職人みんなで、とっても楽しみでワクワクしてます。

明日は仕上状態をアップします。


By Takasugi